合成樹脂ついて知ろう~アクリル~

 

 

外壁を保護する合成樹脂には、「シリコン」、「フッ素」、「ウレタン」、「アクリル」があり、
それぞれに特徴があります。種類別に見ていきましょう。
今回は、アクリルを取り上げます。

従来のアクリル塗料は単価が安く、低予算で施工できる塗料で、
耐久性は5~7年と低く、使われるケースが少ない塗料でした。
5年以内に解体する構造物や、室内・木製家具・新築の建売などで
施工されるケースはありますが、外壁の塗り替えではあまり採用されません。

しかし、最近では新しい技術により2種類のアクリル塗料が作られました。

ひとつが「ピュアアクリル塗料」です。
ピュアアクリル塗料は、従来のアクリル塗料のような不純物がありません。
精製されたうえで、有機ガラスを含むことで、
フッ素と同じような耐久性に優れた塗料になっています。
性能も15年以上持つとされています。

ふたつ目は、「パーフェクトトップ」というラジカル制御形の新アクリル塗料です。
ラジカルとは、劣化の原因となる物質で、それを制御することで
シリコンとフッ素の間のような耐久性を持ちます。
価格はシリコン並みなのに、15年以上とシリコンを超える耐久性があり、
注目を集めている塗料です。

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