外壁に入る「ヘアクラック」は深刻なヒビなのか?

ヘアークラックとは、おもにコンクリートやモルタルの外壁などにできるひび割れの一種で
幅0.3mm以下、深さ4mm以下のヒビのことを指しています。

ヘアーとは、英語で髪の毛のことを言いますよね。
塗膜部分に髪の毛サイズ程度の線が入っていることで「ヘアークラック」と言うわけです。

 

 

ヘアークラック程度のヒビなら、腐食などはまず問題ないと考えてよいのですが
それ以上のヒビ割れで、モルタルまで届いているようなクラックなら補修が必要になります。
そのままにしておくとひび割れ部分から雨水が入り込み内部を腐食させてしまう恐れがあるのと
RC(鉄筋コンクリート)であれば内部の鉄筋が錆びてしまい膨張して破損する恐れもあります。

また、縦方向のクラックは雨水が内部に入り込みにくいものの
横方向に入ったクラックは、雨が入りやすいので注意が必要です。


そもそも、外壁や屋根材の裏側には、防水シートが敷き詰められていてその下に柱や下地となる木材があります。
いちばん上の塗膜が破れて外装材が破損しても、防水シートが破損しない限りは下地の木材まで水が達することは、まずありません。

ですので、ヘアクラック程度であれば、防水シートによって水の浸入を防ぐことができると考えても良いでしょう。

 

 

千葉県茂原市の林塗装では、地域密着で防水工事やシーリング工事を行っております。

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